アプライド・マテリアルズ株が上昇、メモリー提携と成長見通しを好感
売上高の拡大が続く中、堅調な値動きにより同半導体製造装置大手の年初来騰落率は+99.2%となり、クオリティ評価はBを維持しています。
EasyAlpha Research · 2026年9月29日 · 9月29日 18:46 GMT-4Plus
AMAT · Applied Materials Inc
$512.01+5.2%
良い品質
当社の評価
52週レンジ
- 当社の見解: アプライド・マテリアルズ(Applied Materials Inc)は同業他社比較でBの評価を得ています。力強い成長が続く一方、高水準にあるバリュエーションが主な注視点となります。
- 本日の動き: メモリー研究における提携や長期業績見通しの引き上げが投資家心理を支え、株価は5.2%上昇して512.01ドルで取引を終えました。
- 注目の予定: 次回の四半期決算発表は11月12日(木)に予定されています。
9月29日(火)の同社株は+5.2%の512.01ドルで引け、3営業日続伸となりました。債券利回りの上昇を背景に主要株価指数が下落する中での堅調なパフォーマンスとなりました。
買い材料となったのは、同社固有の好材料です。まず、キオクシアがイノベーションパートナーとして「EPIC Center」に参画し、AI(人工知能)ハードウェア向けの先端メモリー構造、チップ積層、材料工学の分野で協業することになりました。次に、製造装置需要の拡大期待を背景に長期的な売上高および利益予想が上方修正されたことを受け、投資家が業績見通しの改定を好感しました。セクター全体のバリュエーション倍率低下を反映してアナリストによる目標株価が642ドルから563ドルに引き下げられたものの、事業見通しの引き上げが買い手に安心感を与えました。
EasyAlphaは、同業他社との比較においてアプライド・マテリアルズをBと評価しています。市場全体において、AまたはBの評価を受けた企業はファンダメンタルズが強固であり、DやEの評価を受けた企業と比べて歴史的に大幅下落のリスクが低い傾向にあります。
直近の四半期決算では、売上高成長率が前年同期比で+24.8%に達し、成長性が同社の財務指標の中で最も際立つ要素となっています。また、利益率も30.0%を記録しており、半導体製造装置への需要がしっかりと最終利益に結びついていることを示しています。
主な懸念材料となるのはバリュエーションです。同社株は年初来で+99.2%の水準にあり、実績PER(株価収益率)は41.9倍、予想PERは23.4倍で取引されています。株価は52週高値を30.7%下回る水準にあるものの、同社を担当するアナリスト39名のうち82.1%が依然として「買い」の投資判断を維持しています。
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グレードの仕組み
毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。
- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。