シスコの評価が「E」に下落、ウォール街は買い推奨を維持
アナリストが強気姿勢を崩さない中、EasyAlphaはシスコを最低評価グループに引き下げた。堅調な業績とは対照的に、株価トレンドの悪化を指摘している。
EasyAlpha Research · 2026年9月21日 · 9月21日 6:44 GMT-4Plus
CSCO · Cisco Systems Inc
$109.51-0.7%
最も弱い品質
当社の評価
52週レンジ
- EasyAlphaの見解: EasyAlphaはS&P 500のテクノロジー関連銘柄の中でシスコシステムズの評価をEとし、Cから引き下げた。質の高い収益性が株価トレンドの悪化によって相殺されており、アナリスト28人のうち67.9%が「買い」と推奨しているものの、EasyAlphaの評価はEにとどまっている。
- 当日の動き: 9月18日(金)、市場全体の軟調な地合いとデリバティブ取引の満期が重なり売買高が日次平均の3.0倍に膨らむなか、同社株は0.7%下落して109.51ドルで取引を終えた。
- 今後の注目点: 次回の四半期決算発表は11月11日(水)に予定されている。
9月18日(金)のシスコシステムズ株は0.7%小幅に下落して109.51ドルで引け、売買高が20日平均の3.0倍に達する静かな取引となった。同社から当日、新たな発表はなかった。そのため、小幅な下落と活発な商いは市場全体の影響を反映したものだった。米10年物国債利回りが5.00%に達する中で株式市場に下押し圧力がかかったほか、四半期に一度のトリプルウィッチングと呼ばれるデリバティブ満期日を迎え、主要取引所全般で取引が活発化した。
この日の取引を迎えるにあたり、EasyAlphaは最新の分析でシスコシステムズの評価をCから2段階引き下げてEとした。「E」の評価は、同社がS&P 500のテクノロジー関連銘柄の中で最も弱いグループに位置し、同業他社よりも多くの警戒シグナルが点灯していることを示している。この見方はウォール街のコンセンサスとは大きく対照的だ。アナリスト28人のうち67.9%が「買い」と推奨しているのに対し、EasyAlphaの評価はEとなっている。アナリストによる目標株価の平均値は137.62ドルで、金曜日の終値から+25.7%の上昇余地を示唆している。
アナリストたちの強気な姿勢は、同社の着実な事業運営に基づいている。シスコシステムズの直近四半期の売上高は前年同期比で+17.6%増加し、20.9%の利益率がそれを支えた。これらの業績は同社の最も堅固な強みである収益の質のスコアを裏付けており、株価は年初来で+42.2%となっている。
しかし、EasyAlphaの分析フレームワークは過去の上昇実績よりも相対的なリスクを重視する。同社株は52週高値を15.7%下回っており、EasyAlphaは株価トレンドを同銘柄の最大の脆弱性として指摘している。実績株価収益率(PER)が32.9倍となるなか、最近のモメンタム減速が続けば株価を支えるバッファーは乏しい。
EasyAlphaの計量分析によると、「A」または「B」の評価を受けた企業はファンダメンタルズがより強固であり、歴史的にも「D」や「E」の企業に比べて大幅な下落リスクが低い傾向にある。ウォール街の目標株価は大幅な上昇を示唆しているものの、Eへの引き下げは、表面的な収益性の高さだけでは捉えきれない同業他社比較でのリスクを反映している。
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