利回り急上昇がディフェンシブ株の重荷に 生活必需品セクターは下落
9月24日(木)の上昇銘柄数はセクター内でわずか24.2%にとどまり、スーパーやディスカウント店が逆行高となったものの、全体的な売りに押されてファンドは下落した。
EasyAlpha Research · 2026年9月24日 · 9月24日 18:43 GMT-4Plus
XLP · Consumer Staples Select Sector SPDR Fund
$81.71-0.9%
1カ月
-5.6%
100営業日
-2.2%
6カ月
+0.7%
12カ月
+4.1%
セッションの変動銘柄
KRKroger Company
+2.2%DGDollar General Corporation
+1.6%ELEstee Lauder Companies Inc
-3.5%
9月24日(木)、生活必需品セクターでは値上がり銘柄が広がりを欠き、S&P 500の同セクター構成銘柄のうち上昇したのはわずか24.2%にとどまった。この結果、時価総額加重平均指数は-1.1%で取引を終えた。同グループに連動する上場投資信託(ETF)である生活必需品セレクト・セクターSPDRファンド(XLP)は、-0.9%の$81.71で引けた。均等加重ベースの変動率が-0.8%と比較的底堅かったのに対し、時価総額の大きい主力銘柄が下落を主導した。米長期金利の急上昇と原油高が株式市場全体の重荷となり、ウォール街の主要11セクターのうち上昇したのはわずか3セクターにとどまった。また、中東情勢の緊迫化や政治的会談を控えた警戒感も株式相場の逆風となった。
セクター内ではエスティ ローダー(Estee Lauder Companies Inc)が売りの中心となり、個別材料のない中で相場全体の下落に連れ安し、-3.5%で引けた。対照的に、食品スーパーやディスカウント小売は下支え役として健闘した。クローガー(Kroger Company)が+2.2%でセクターの上昇を牽引し、ダラー・ゼネラル(Dollar General Corporation)も+1.6%で取引を終えた。なお、ダラー・ゼネラルはホリデーシーズンに向けて季節玩具のプロモーションと割引セールを発表している。また、ディスカウント小売大手各社は実店舗とデジタルチャネルの双方でリテールメディア広告事業の拡大を進めている。
木曜日の下落により、同セクターの一進一退の展開が続いている。過去1カ月間でXLPは-5.6%推移し、過去100営業日では-2.2%となっている。長期的なパフォーマンスは依然としてプラスを維持しており、全体的な基調が足元の金利上昇圧力を吸収する中で、XLPは過去6カ月で+0.7%、過去12カ月で+4.1%を記録している。
ファンダメンタルズの観点からは、同セクターは依然として強固な基盤を維持している。セクター全体で見ると、ファンドの組入比率の61.0%がA評価またはB評価の銘柄で占められている。歴史的に、A評価やB評価の企業はD評価やE評価の企業に比べてファンダメンタルズが強固で、大幅な下落リスクが低いため、マクロ経済の圧力がセクターの重荷となる局面でも、質の高さがクッションとして機能している。
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