コーニング株が上昇、ベライゾンとの光ファイバー契約好感も割高感が重荷に
米ベライゾンとの長期光ファイバー供給契約が株価を押し上げているものの、高水準のバリュエーションが依然として主なリスク要因となっています。
EasyAlpha Research · 2026年9月8日 · 9月8日 18:46 GMT-4Plus
GLW · Corning Incorporated
$165.99+7.6%
平均的な品質
当社の評価
52週レンジ
- 見通し: EasyAlphaによるコーニング(Corning Incorporated)の評価は「C」です。堅調な効率性が高めのバリュエーションリスクを相殺しており、同業他社と比較して平均的なクオリティを示しています。
- 本日の動き: 米ベライゾンとの数十億ドル規模に及ぶ光ファイバー供給契約を好感し、株価は7.6%上昇して165.99ドルで取引を終えました。
- 注視すべき点: 10月27日(火)に予定されている次回の四半期決算発表です。
9月8日(火)の米株式市場でコーニング(Corning Incorporated)の株価は+7.6%の165.99ドルで引け、売買高は1日平均の1.6倍に達する堅調な値動きとなりました。この上昇により、同社株は3営業日続伸となりました。買い材料となったのは、ベライゾンとの数十億ドル規模の供給契約です。契約条件に基づき、コーニングは2027年から2032年にかけて8,000万マイルを超える特殊ガラスや接続機器を供給します。この導入は、人工知能(AI)ワークロード向けの大容量・低遅延インフラを提供するとともに、家庭および企業向けブロードバンド網の拡大を加速させることを目指しています。
今回の契約は、30年に及ぶ両社のパートナーシップに基づくものです。既存の配管内により多くの光ファイバーを収容できるようにする「Contour Flow Cable」などの特殊製品も含まれています。この受注は、コーニングの光通信部門と米国内での製造計画を後押しするものです。
コーニングは、EasyAlphaの格付けで同業他社と比較して平均的なクオリティを示す「C」の評価で火曜の取引を迎えました。過去の調査では、AやBの評価を受けた企業はDやEの企業よりも強固なファンダメンタルズを持ち、大幅な下落リスクが低い傾向にありますが、C評価はメリットとリスクのバランスが取れた業界標準的な姿を反映しています。コーニングは四半期売上高成長率が+16.6%、純利益率が11.2%、自己資本利益率(ROE)が16.8%となっており、オペレーション面で今回の契約を支える力を持っています。これらの財務実績は、同社の堅実な効率性の高さを裏付けています。
しかし、足元の株価上昇はバリュエーションが高まっている中で起きています。同社株の実績株価収益率(PER)は70.8倍、予想PERは35.2倍で取引されています。現在の株価は52週高値を38.8%下回る一方、52週安値からは133.4%上回っており、年初来では+89.6%の推移となっています。ウォール街は今後の事業パイプラインを好意的に見ており、同社を担当するアナリスト16人のうち68.8%が「買い」と評価しており、平均目標株価191.40ドルは火曜日の終値を15.3%上回っています。10月27日(火)の次回決算発表に向けて、実際の事業遂行がこうした期待に見合うものとなるかが今後の試金石となります。
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- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
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