デルがアナリストのカバレッジ開始で11.9%急伸、それでも評価は「E」にとどまる
アナリストによる新たなカバレッジ開始を受けてデル株は急伸したものの、EasyAlphaは同業他社比で同社を「E」と評価しています。
EasyAlpha Research · 2026年9月11日 · 9月11日 18:47 GMT-4Plus
DELL · Dell Technologies Inc
$567.00+11.9%
最も弱い品質
当社の評価
52週レンジ
- 独自の見解: デルをカバーするアナリスト28人のうち67.9%が買いを推奨していますが、EasyAlphaによる評価はEにとどまっています。この「E」評価は同業他社との相対的な位置づけを反映しており、ウォール街全体の強気姿勢とは対照的に、同社は最も低いクオリティ層に分類されています。
- 当日の動き: アナリストが投資判断「アウトパフォーム」、目標株価640ドルでカバレッジを開始したことを受けて株価は急騰し、11.9%高の567.00ドルを付けました。
- 注視ポイント: 株価は562.99ドルを上回る年初来高値(52週高値)を更新したあと、アナリストのコンセンサス目標株価である564.46ドルを0.4%上回る水準で推移しています。
9月11日(金)の取引でデル株は11.9%急伸して567.00ドルで引け、売買高が20日平均の1.7倍に達するなか、9月2日(水)以来の力強い上昇を記録しました。この急伸は、アナリストが投資判断「アウトパフォーム」、目標株価640ドルでカバレッジを開始したとの報を受けたものです。このレポートが手掛かりとなり、取引時間を通じて活発な買いが集まりました。
金曜日の上昇も加わり、同社株の年初来の上昇率は+350.4%に達しています。現在の株価は52週安値の109.70ドルを416.9%上回っており、ウォール街のアナリスト目標株価をも上回る水準です。デルをカバーする28人のアナリストのうち67.9%が「買い」判断を維持しています。しかしEasyAlphaは、金曜日の寄り付き前にデルの評価をCから「E」へと引き下げており、市場のコンセンサスとは大きく食い違っています。
EasyAlphaは企業を同業他社との相対評価で格付けしています。「A」または「B」の評価を受けた企業は強固なファンダメンタルズを備えており、過去の実績では「D」や「E」の企業に比べて大幅な下落(ドローダウン)リスクが低い傾向にあります。直近四半期の売上高は前年同期比+57.7%を達成したものの、同業他社と比較したデルの評価は「E」となっています。
デルのPER(株価収益率)は実績で31.1倍、予想PERで20.7倍となっており、自己資本利益率(ROE)は44.3%です。また、最近の届出書類によると、株価が新高値を付ける局面でシルバーレイクが複数回にわたって保有株を売却したことが明らかになっています。
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グレードの仕組み
毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。
- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。