デル急騰でハイテクセクター上昇も、大半の銘柄は伸び悩み
水曜日の情報技術セクターはAIサーバー需要を追い風にデルが急伸して上昇したものの、値上がり銘柄数はセクター全体の半数に満たなかった。
EasyAlpha Research · 2026年9月2日 · 9月2日 19:54 GMT-4Plus
XLK · Technology Select Sector SPDR Fund
$183.630.0%
セッションの変動銘柄
DELLDell Technologies Inc
+15.8%SWKSSkyworks Solutions Inc
+6.3%PANWPalo Alto Networks Inc
-9.3%
9月2日(水)の情報技術(IT)セクターは、指数の上昇とは裏腹に、銘柄間の広がりを欠く二極化した展開となった。時価総額加重ベースでは+0.5%上昇したものの、均等加重ベースでは-0.2%下落しており、大型株がセクターの上昇を牽引した一方で中小型株が出遅れたことを示している。値上がりした構成銘柄はわずか43.1%社にとどまった。当セクターのETFであるテクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド(XLK)は$183.63(0.0%)と変わらずで引けた。米長期金利が落ち着いた動きを見せ、原油価格も安定したことがセクターの支えとなったものの、この日の上昇は一部の急騰銘柄に集中していた。
決算発表を受け、業種内グループ間で明暗がはっきりと分かれた。上昇を主導したのはハードウェアおよびサーバー製造各社で、その牽引役となったのがデル・テクノロジーズ(+15.8%)だった。同社は950億ドルの受注残高や人工知能(AI)サーバーへの記録的な需要、さらに通期売上高見通しの引き上げを発表したことで急騰した。スカイワークス・ソリューションズ(+6.3%)も値を上げた。
一方、ソフトウェアやサイバーセキュリティ関連銘柄は強い逆風に直面した。パロアルトネットワークス(-9.3%)は第4四半期の売上高が市場予想を上回ったにもかかわらず急落した。投資家の関心はむしろ利益率の低下やGAAPベースの収益性悪化に向かった。ソフトウェア全般に見られたこうした下落圧力がハードウェアの上昇分を相殺し、全11セクター中10セクターが上昇した市場全体のラリーからITセクターが取り残される結果となった。
過去1カ月間でXLKは-1.7%下落している。EasyAlphaではセクター内の銘柄を同業他社と比較して評価している。当ファンドにおいて評価対象となっている組み入れ比率のうち、52.8%がAまたはB評価の企業で占められている。過去のデータでは、AまたはB評価の企業は強固なファンダメンタルズを示し、DやE評価の企業と比べて大幅な下落リスクが低い傾向がある。なお、この評価は過去データに基づく同業比較の結果であり、将来の予測を示すものではない。良好な評価であっても個別銘柄の下落を防げるわけではない。
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