AIサーバー受注急増でデル株が急伸、評価グレードはCへ上昇
AIサーバー受注の大幅な増加を受けて金曜日のデル株は急伸し、52週高値に迫る水準まで買われました。一方、EasyAlphaのクオリティ評価指標では同社は平均的なグループに位置付けられています。
EasyAlpha Research · 2026年9月14日 · 9月14日 8:15 GMT-4Plus
DELL · Dell Technologies Inc
$567.29+12.0%
平均的な品質
当社の評価
52週レンジ
- 当社の見解: EasyAlphaによるデル・テクノロジーズ(Dell Technologies Inc)の評価グレードは、前回のEから改善してCとなりました。際立った成長性が高めのボラティリティを補っており、テクノロジーセクターの同業他社の中で平均的なクオリティを示しています。
- 当日の動き: 9月11日(金)、AIサーバー受注の急増開示やアナリストによる新規カバレッジ開始を受けて株価は急伸し、12.0%上昇して567.29ドルで取引を終えました。
- 注目ポイント: 終値はコンセンサス目標株価である570.48ドルまでわずか0.6%に迫り、52週高値の567.75ドルにもほぼ届く水準となっています。
9月11日(金)の取引でデル・テクノロジーズ株は急伸し、出来高は20日平均の1.7倍に達しました。この上昇は、強気な業績見通しとともに、AI(人工知能)サーバーの過去最高となる受注実績と膨大な受注残高が報じられたことを受けたものです。
投資家向けカンファレンスにおける経営陣のコメントでは、企業向けAI需要の力強さとパイプラインの拡大が強調されました。さらに、ウォール街の大手金融機関が投資判断「アウトパフォーム」で新規カバレッジを開始したことも買いを後押ししました。なお、株価が最高値圏に迫る中、提出書類によって関連投資会社が2,600万ドル相当の株式を売却したことも明らかになっています。
この日の上昇により、デルの年初来の上昇率は+350.7%へと拡大し、株価は52週安値の109.70ドルを417.1%上回る水準となりました。S&P 500採用の同業他社と比較したEasyAlphaの評価グレードでは、前回のEから引き上げられてCとなっています。過去の実績では、AやBと評価された企業はDやEの企業に比べてファンダメンタルズが強固で大幅な下落リスクが低い傾向にありますが、C評価のデルは多くの同業他社が属する平均的なクオリティのグループに位置付けられます。
デルが最も高いスコアを獲得しているのは成長性で、前年比+57.7%の増収率がこれを支えています。主な注視点はボラティリティであり、ベータ値は1.41、過去実績ベースの株価収益率(PER)は33.0倍となっています。ウォール街のセンチメントは依然として前向きで、調査対象のアナリスト28人のうち67.9%が「買い」と評価していますが、金曜日の終値時点でアナリストの平均目標株価570.48ドルとの差は0.6%まで縮まっています。
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グレードの仕組み
毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。
- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。