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債券利回り急上昇でドル高、コモディティは小動き

木曜日の市場では米長期金利の上昇を背景にドルが買われた一方、まちまちな世界経済指標を受けて原油や貴金属は落ち着いた値動きとなった。

EasyAlpha Research · 2026年10月1日 · 10月2日 6:34 GMT-4Plus

10月1日(木)の世界市場では、世界的な債券売りによって長期金利が上昇したことを受け、国債利回りの急上昇が相場を主導する展開となった。米長期金利の上昇がドルを押し上げ、コモディティ市場や為替市場全体の地合いを決定づけた。

原油価格はほぼ横ばいで取引を終えた。米国とイランの外交交渉の停滞に伴う供給懸念と、中東のターミナルからの原油輸出回復とが綱引きとなり、市場参加者は様子見姿勢を強めた。

貴金属市場では、米インフレ指標の鈍化を受けて10月の利上げ観測が後退したことで、米利回り上昇とドル高による下押し圧力が相殺され、金(ゴールド)は堅調に推移した。銅は、中国の製造業景況感が拡大基調に回復したことや、上海の取引所在庫が減少したことが下支えとなった。

為替市場では、ドル高が進む中で主要通貨が軟調となった。ユーロは、金利上昇の圧力に加えフランスの財政をめぐる議論が重荷となり、対ドルで下落した。英ポンドも、根強いインフレとエネルギーコスト高への警戒感から対ドルで下落し、数カ月ぶりの安値を付けた。

暗号資産市場では、ビットコインが-0.2%、イーサリアムが-0.1%と、小幅な値動きにとどまった。

コモディティ市場と為替市場は24時間取引されているため、木曜日の取引終了後も価格が動いた。ニューヨーク時間午前10時30分時点の時間外取引では、銀が-0.8%、ユーロ/ドルが-0.8%となっている。

今後の注目イベントとしては、米国の9月雇用統計が控えている。欧州では、ユーロ圏のインフレ率速報値や、イタリアの最新の小売売上高の発表が予定されている。

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