素材株ETF、ダウとパッケージング・コーポレーションが牽引も上昇銘柄の広がり欠く
素材セレクト・セクターSPDRファンドは+0.2%で引けた。セクター全体で値上がり銘柄の広がりは鈍かったものの、好決算を受けたダウや包装関連銘柄の上昇が相場を支えた。
EasyAlpha Research · 2026年10月26日 · 10月26日 16:39 GMT-4
XLB · Materials Select Sector SPDR Fund
$51.40+0.2%
1カ月
+3.2%
100営業日
-0.4%
6カ月
0.0%
12カ月
-42.3%
セッションの変動銘柄
DOWDow Inc
+4.2%PKGPackaging Corp of America
+2.6%STLDSteel Dynamics Inc
-1.6%
上場投資信託(ETF)である素材セレクト・セクターSPDRファンド(XLB)は10月26日(月)、+0.2%で取引を終えたが、この小幅な上昇の足元は脆い。同セクター内で上昇したのはわずか45.8%銘柄にとどまり、ファンドの保有銘柄のうちクオリティ評価がAまたはBの企業は36.7%に過ぎない。この日の上昇を牽引したのはほぼ一部の上位銘柄に限られ、ダウが+4.2%、パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカが+2.6%となった一方、スチール・ダイナミクスは-1.6%で引けた。こうした堅調さは、セクター全体の広範なモメンタムというよりも、直近の決算発表を受けた買いの継続を反映したものだ。化学大手のダウは、値上げとコスト削減を背景に市場の利益予想を上回ったことで投資家の買いが続いた。パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカも、堅調な包装市場を追い風とした第3四半期の好決算を引き続き手掛かりに買いを集めた。
時価総額加重ベースで同セクターは+0.1%、全構成銘柄を均等加重したベースでは+0.3%となった。均等加重のパフォーマンスは時価総額加重をわずかに上回ったものの、いずれも市場全体には後れを取った。S&P 500では株式市場全体が上昇するなか、全11セクター中9セクターが上昇した。素材セクターはそのなかでも下位近くに低迷した。
この日最も大きく下落したスチール・ダイナミクスについて、各種情報源によると、10月26日(月)の下落を裏付ける企業固有の材料は報告されていない。
この静かな値動きにより、XLBの過去1カ月の騰落率は+3.2%となったが、長期的なトレンドは依然として停滞している。同ファンドのパフォーマンスは、過去6カ月で0.0%、直近100営業日で-0.4%、過去12カ月で-42.3%となっている。EasyAlphaは各銘柄を同業他社と比較して評価している。AまたはBと評価された企業はファンダメンタルズがより強固であり、過去のデータではDやEと評価された企業に比べて大幅な下落に見舞われるリスクが低い傾向がある。
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