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金融セクター · セッション総括

上昇銘柄の裾野が狭まる中、金融セクターが下落

9月4日(金)の金融株は主要株価指数とともに下落し、プラス圏で取引を終えた銘柄はセクター内のごく一部にとどまりました。

EasyAlpha Research · 2026年9月4日 · 9月4日 18:45 GMT-4Plus

XLFのロゴ

XLF · Financial Select Sector SPDR Fund

$58.10-0.8%

1カ月

+0.5%

100営業日

+11.4%

6カ月

+15.4%

12カ月

+9.5%

XLFを開く 9月4日 18:45 GMT-4 時点

セッションの変動銘柄

  • BENFranklin Resources Inc

    +3.5%
  • IVZInvesco Plc

    +1.1%
  • COINCoinbase Global Inc

    -4.2%

9月4日(金)の金融セクターは-0.8%で引けました。上昇した構成銘柄がわずか18.4%にとどまるなど、セクター内での値上がりの広がりの乏しさが重石となりました。ティッカーシンボルXLFで同セクターに連動する上場投資信託(ETF)の金融セレクト・セクターSPDRファンドも、セクター同様に-0.8%で引けました。フランクリン・リソーシズ(+3.5%)やインベスコ(+1.1%)をはじめとする伝統的な資産運用会社が下値を支えたものの、コインベース・グローバル(-4.2%)など決済・デジタル資産関連銘柄の急落がセクター全体の重荷となりました。これら銘柄固有の材料は特に報じられていません。市場全体では、この日の取引で米主要株価指数が下落し米債利回りが上昇しました。これは、市場予想を上回る16万2000人増となった8月の米雇用統計の発表を受けた動きです。

時価総額加重ベースのセクター指数は-0.8%となり、等金額加重ベースのリターン(-0.9%)を小幅に上回りました。時価総額加重が等金額加重を上回ったことは、セクター内の中小型銘柄よりも主力大型株が底堅く推移したことを示しています。市場全体を見ても11セクター中上昇したのは3セクターにとどまり、株式市場全体に広く売り圧力がかかっていたことがうかがえます。

セクター内の個別企業でも事業や規制に関する動きが報告されています。海外の規制動向では、マネーロンダリング対策や取引監視基準をめぐり、豪州当局がウエスタンユニオンに対する調査を開始しました。商品展開では、T・ロウ・プライスがアクティブ債券運用のラインナップ拡充に向け証券化クレジット戦略を立ち上げました。

EasyAlphaによるセクター内銘柄の格付け評価では、XLFが組み入れる評価対象銘柄のうち65.8%が「A」または「B」のクオリティ評価となっています。当日は$58.10まで下落したものの、同ETFは過去1カ月で+0.5%、過去100営業日で+11.4%、過去6カ月で+15.4%となっています。

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