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関税懸念でフリーポート・マクモラン急落、EasyAlphaの評価は「D」判定

木曜日の銅価格急反落が同社株の重荷に。ウォール街全体には楽観論が広がるものの、フリーポート・マクモランのEasyAlpha評価は「D」にとどまっていました。

EasyAlpha Research · 2026年9月11日 · 9月11日 6:24 GMT-4Plus

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FCX · Freeport-McMoran Copper & Gold Inc

$71.21-6.6%

平均以下

当社の評価

52週レンジ

現在 · $71.21
安値 $34.78高値 $80.24
FCXを開く 9月11日 6:24 GMT-4 時点
  • 分析のポイント: S&P500の素材セクターにおいて、アナリスト23人のうち78.3%が「買い」と評価しているのに対し、EasyAlphaによるフリーポート・マクモラン(Freeport-McMoran Copper & Gold Inc)の評価は「D」となっています。Bからの格下げを経て、堅実な収益の質とモメンタムの弱さが拮抗しています。
  • 当日の動き: 銅に対する関税導入を巡る不透明感から銅採掘大手が全般的に売られ、同社株は6.6%下落して71.21ドルとなりました。
  • 今後の注目点: 次回の四半期決算発表は10月22日(木)に予定されています。

9月10日(木)、FCXの株価は急落し、売買高が日次平均の1.6倍に達するなか6.6%下落しました。この下落は、米ホワイトハウスが精製銅への関税適用について結論を出していないとの報道を受け、現物銅市場が急反落した動きに連動したものです。この日の取引前までは、関税思惑から米国内の倉庫への現物流入が進み、年初から銅価格が上昇していました。しかし関税への懸念が浮上すると、ロンドン金属取引所(LME)の銅先物指標価格は1トンあたり14,875ドルの過去最高値から反落しました。

この反落は鉱業セクター全体に瞬く間に波及しました。供給逼迫を見込んだ取引の解消が進み、同業の銅生産大手サザン・コッパーやテック・リソーシズも取引時間中にそれぞれ7%急落しました。FCXにとっても、木曜日の下落はそれまでの上昇基調に水を差す形となりましたが、年初来では依然として+40.2%の上昇を維持しています。

EasyAlphaは、S&P500の同業他社との比較においてフリーポート・マクモランを「D」と評価しており、最新の分析では従来のBから引き下げられています。EasyAlphaの過去の検証では、「A」または「B」評価の銘柄はファンダメンタルズがより強固で、「D」や「E」評価の銘柄に比べて大幅な下落リスクが低い傾向にあります。同社は「D」評価のまま木曜日の取引を迎え、スコア上で最も高評価だった「収益の質」に対し、「モメンタム」が最大の警戒ポイントとなっていました。

今回の株価急落は、根底にあるファンダメンタルズ上の懸念も浮き彫りにしています。直近の決算によると、四半期売上高の成長率は前年同期比で-7.3%となっています。一方で、実績PERは34.9倍、予想PERは19.1倍で取引されています。商品市場が規制や政策の不透明感に直面する局面において、このバリュエーション水準では下値のクッションが乏しいと言えます。

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