主力銘柄主導でヘルスケアが+0.7%上昇、値上がり銘柄数は限定的
9月1日(火)のヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンドは+0.7%上昇。セクター内の上昇銘柄数が限られる中、大型株の堅調さやディフェンシブ株へのローテーションが支えとなった。
EasyAlpha Research · 2026年9月1日 · 9月1日 21:27 GMT-4Plus
XLV · Health Care Select Sector SPDR Fund
$171.67+0.7%
セッションの変動銘柄
MRNAModerna Inc
+9.9%CVSCVS Health Corp
+3.9%RMDResMed Inc
-3.6%
9月1日(火)の米株式市場でヘルスケア株は上昇した。上昇銘柄数が限られ市場の広がりを欠く展開となったものの、超大型株への積極的な買いがセクター全体を押し上げた。同セクターに連動する上場投資信託(ETF)であるヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンド(XLV)は、プラス圏で取引を終えた構成銘柄が43.9%にとどまったにもかかわらず、+0.7%の上昇を記録した。時価総額加重平均でのセクター上昇率+0.7%は、均等加重平均のリターン+0.1%を上回り、大型株が上昇の大半を牽引したことを示している。ポートフォリオ内では、ファンドの評価対象ウェイトのうち50.7%が、ファンダメンタルズが強固で過去の大幅な下落リスクがDやE評価の企業より低かったAまたはB評価の企業に集中している。
原油価格の上昇や米長期金利の上昇を背景に、株式投資家がディフェンシブな姿勢を強めたことがセクターのアウトパフォームにつながった。
個別銘柄の動向 個別銘柄ごとの好材料も主力株の上昇を後押しした。モデルナ(Moderna Inc、+9.9%)は、個別化メラノーマ(悪性黒色腫)ワクチンの臨床試験(治験)後期データを受けて投資家の買いが続いたことから、セクター内トップの上昇率を記録した。CVSヘルス(CVS Health Corp、+3.9%)も、ウォール街の前向きなレポートで魅力的な長期収益力や自社株買い再開の可能性が評価されたことを受けて上昇し、セクターを下支えした。一方、レスメド(ResMed Inc、-3.6%)はセクター内で最も軟調な値動きとなり、パフォーマンスの重荷となった。
市場全体の状況とファンド概要 市場全体を見渡しても上昇を主導するセクターは少なく、全11セクターのうち上昇したのは4セクターにとどまった。この日の上昇により、XLVの終値は$171.67となり、過去1カ月間の騰落率は+5.8%となった。こうした上位集中型の構成は、経費率0.08%でセクター全体に$41.7 billionを投資するヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンドの値動きに特徴を与えており、セクター全体の平均的な動きというよりも最大手銘柄の強さを色濃く反映している。
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