インテル、CPU値上げ報道を受けて9.1%上昇 試される利益率改善
プロセッサーの値上げ計画が報じられたことでインテル株が買われた一方、EasyAlphaによる同業他社比較での同社評価はCにとどまっています。
EasyAlpha Research · 2026年9月8日 · 9月8日 18:47 GMT-4Plus
INTC · Intel Corporation
$104.47+9.1%
平均的な品質
当社の評価
52週レンジ
- EasyAlphaの見解: EasyAlphaによるインテル(Intel Corporation)の評価はCで、同業他社と比較して平均的な水準です。成長性が最大の強みとなっている一方、収益性(利益率)が引き続き主な注視点です。
- 本日の値動き: プロセッサーの値上げ計画に関する報道を受け、株価は9.1%上昇して104.47ドルとなりました。
- 今後の注目点: 10月22日(木)に予定されている第3四半期決算発表。
9月8日(火)、INTCの株価は20日平均の1.4倍に達する出来高を伴って9.1%上昇しました。インテルがCPU(中央演算処理装置)の価格を10%引き上げる計画であるとの報道が買い材料となりました。さらに、競合他社に先駆けてASMLの次世代半導体製造技術の導入で先行していると報じられたことも株価の追い風となりました。
今回の株価上昇により反発基調が一段と強まり、株価は52週安値の24.05ドルを334.4%上回り、年初来では+183.1%のパフォーマンスとなっています。EasyAlphaは本日の取引開始時点で同社をCと評価しており、業界内では中位に位置づけています。過去の傾向として、AまたはB評価の企業は下位グループの企業に比べてファンダメンタルズが強固で、大幅な下落リスクが低い傾向があります。
同社の財務指標を見ると、インテルが最も強みを見せている項目は成長性であり、四半期売上高成長率は前年同期比+25.4%を記録しています。しかし、利益率は19.8%にとどまり、収益性の低さが依然として最大の弱点となっています。市場が今回の値上げ報道を重要視する理由はここにあります。売上高の拡大を強固な最終利益へとつなげるには、粗利益率の改善が不可欠だからです。
また、バリュエーション(株価評価)の面も考慮すべき要素です。インテル株の予想PER(株価収益率)は49.5倍で取引されており、業績回復に対する高い期待が反映された水準となっています。しかし、ウォール街のアナリストはこの状況に対して慎重な姿勢を崩していません。平均目標株価の115.78ドルは火曜日の終値を10.8%上回っているものの、同社を担当するアナリストの中で「買い」と評価しているのはわずか29.2%にとどまります。目標株価のコンセンサスが現在の取引水準を上回っているにもかかわらず、担当アナリストの大半は中立または慎重なスタンスを維持しています。
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- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
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