セクター全体の下落一服でインテル株は横ばい、クオリティ評価は「C」に上昇
火曜日の取引でインテル株は横ばい推移。新型サーバー向けハードウェアの検証が進むなか、増収基調を背景に同業他社比較のクオリティ評価が改善しました。
EasyAlpha Research · 2026年9月16日 · 9月16日 6:34 GMT-4Plus
INTC · Intel Corporation
$97.14-0.1%
平均的な品質
当社の評価
52週レンジ
- 当社の見解: EasyAlphaによるインテル(Intel Corporation)の格付けは、前回のEからCへと引き上げられました。堅調な成長が見られる一方で収益性への圧迫が続いており、S&P 500のテクノロジーセクター内では平均的な水準にあることを反映しています。
- 本日の動き: 週初の大幅なセクター安から半導体市場が落ち着きを取り戻すなか、株価は-0.1%の97.14ドルで取引を終えました。
- 今後の注目点: 10月22日(木)に予定されている第3四半期決算。
火曜日の同社株の取引は一服となり、出来高は20日平均の0.9倍となりました。月曜日にテクノロジー企業の幹部らが高度な人工知能(AI)開発のペースを減速させるよう求める公開書簡を発表し、半導体株が急落したのを受け、この日の落ち着いた商いは市場に安定をもたらしました。また、マイクロンが企業向けデータセンター基盤向けにインテルが新型512GBサーバー用メモリモジュールの検証を行っていると発表したことや、規制当局への提出書類からバンク・オブ・アメリカがインテル株834万2514株を取得したことが明らかになったことも、投資家心理の安定につながりました。
火曜日の小動きな展開により、株価は直近1週間で-7.0%、年初来では+163.3%となっています。EasyAlphaの評価モデルではC評価となっており、業界内での位置づけは平均的なグループに入ります。「C」評価は、事業の強みと潜在的なリスクがほぼ均衡している、その業界において標準的な企業であることを示します。過去の傾向として、AまたはBの評価を受けた企業はファンダメンタルズが強く大幅な下落リスクが低い一方、DやEの企業はそのリスクが高く、C評価の銘柄はその中間に位置します。
インテルがこの評価を得ている背景には、前年同期比+25.4%の増収率に支えられた成長性の高さがあります。一方で、利益率19.8%や自己資本利益率(ROE)10.7%といった収益性指標は上位評価の同業他社に後れを取っており、引き続き注視すべき主要な課題となっています。
バリュエーション面でも慎重な見極めが求められます。株価は予想株価収益率(PER)で55.6倍、ベータ値は2.23となっています。ウォール街のアナリストも慎重姿勢を崩しておらず、カバーするアナリストのうち買いを推奨しているのはわずか29.2%にとどまります。もっとも、目標株価の平均値である115.74ドルは、火曜日の終値から19.1%高い水準にあります。
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- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。