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素材セクター · セッション総括

素材セクター、鉱業株主導で反発もクオリティ構成に遅れ

金属価格の反発を受けて素材セクターは上昇したものの、過去12カ月の大幅な下落を経て、上位クオリティ銘柄がファンドに占める割合は約3分の1にとどまっている。

EasyAlpha Research · 2026年10月16日 · 10月16日 16:38 GMT-4

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XLB · Materials Select Sector SPDR Fund

$50.91+0.7%

1カ月

+0.4%

100営業日

-0.5%

6カ月

-2.5%

12カ月

-42.2%

XLBを開く 10月16日 16:38 GMT-4 時点

セッションの変動銘柄

  • NEMNewmont Goldcorp Corp

    +2.4%
  • LYBLyondellBasell Industries NV

    +2.2%
  • ALBAlbemarle Corp

    -2.7%

同セクターへの連動を目指す上場投資信託(ETF)である素材セレクト・セクターSPDRファンド(ティッカー:XLB)は、10月16日(金)の取引を+0.7%で終えた。ただしセクター全体に幅広く買いが入ったというよりは、主力大型株の上昇が牽引する展開となった。セクター内では56.5%の銘柄が値上がりし、時価総額加重ベースのセクター騰落率は+0.7%となった一方、均等加重ベースでは+0.4%にとどまった。この差は、ニューモント・ゴールドコープ(+2.4%)やライオンデルバセル・インダストリーズ(+2.2%)の大幅な上昇が寄与した一方、アルベマールが-2.7%となったことを反映している。EasyAlphaのデータによれば、当ファンドの評価対象ウェイトのうち、クオリティ評価がAまたはBの企業が占める割合は34.5%にすぎない。なお、この日のセクターの上昇は原資産となるコモディティ価格の堅調な動きにも支えられており、米長期金利の低下とドル安が貴金属相場の支援材料となって金価格が上昇した。

産業用金属も堅調で、利上げをめぐる懸念が和らいだことで、銅やアルミニウム、亜鉛が反発した。市場全体の資金の流れもさらなる追い風となり、投資家が素材やその他のディフェンシブセクターへ資金をシフトさせた。

市場全体を見渡すと、11セクター中6セクターが上昇した。素材セクターもプラス圏で終えたグループの一角となったものの、長期的なパフォーマンスには依然として逆風の長期化が影を落としている。過去12カ月間で同ファンドの騰落率は-42.2%、終値は$50.91となっている。金曜日の反発を経てもなお、直近100営業日の騰落率は-0.5%にとどまる。

$7.8 billionの純資産を持つ当ファンドを通じて素材セクターへのアクセスを図る投資家にとって、経費率が0.08%と低水準である一方、銘柄のクオリティ構成には心もとなさが残る。AまたはBの評価を受けた企業は強固なファンダメンタルズを備えており、歴史的にもDやEの評価を受けた企業と比べて大幅な下落リスクが低い傾向にある。しかし、組み入れ銘柄の約3分の2はこれら上位グループ以外で占められており、ファンド全体としてはクオリティが平均的あるいは平均以下の企業へのエクスポージャーが大きい状況が続いている。

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