銅相場下落とインフレ懸念が重荷、ミューラー・インダストリーズ株が急落
市場全体が下落する中、木曜日に同社株も下落。当日の取引前時点でのEasyAlpha品質評価はCとなっていました。
EasyAlpha Research · 2026年9月11日 · 9月11日 6:26 GMT-4Plus
MLI · Mueller Industries Inc
$60.16-5.6%
平均的な品質
当社の評価
52週レンジ
- 評価のポイント: 米国上位1,000社の資本財・サービス関連企業の中で、EasyAlphaはミューラー・インダストリーズ(Mueller Industries Inc)をCと評価しています。管理可能な負債水準が、収益の質における脆弱性を補っています。
- 当日の動き: 9月10日(木)、インフレ指標の上昇と銅価格の下落が製造業の重荷となり、株価は5.6%下落して60.16ドルで取引を終えました。
- 今後の注目点: 10月20日(火)に予定されている四半期決算発表。
9月10日(木)、ミューラー・インダストリーズの株価は5.6%下落して60.16ドルで引け、7月21日(火)以来で最大の一日の下げ幅を記録しました。機関投資家が保有を増やしたことが開示情報で明らかになっていたものの、事業に関する目立った個別材料はなく、市場全体の売りの波に巻き込まれました。8月の生産者物価指数が前月比0.4%上昇、前年同月比5.4%上昇となったことで、根強いインフレへの懸念が再燃し、米長期金利が上昇したことを受けて株式相場は反落しました。
原油高に加え債券利回りの上昇が株価の重荷となり、市場心理は一段と冷え込みました。また、関税を巡る不透明感から銅価格が過去最高値水準から反落したことで、銅関連株にも売り圧力がかかりました。
木曜日の急落により、同社株の低調な地合いは続いており、過去1カ月で-12.1%、年初来では-47.6%の推移となっています。EasyAlphaは現在、米国上位1,000社の同業他社との比較でミューラー・インダストリーズをCと評価しており、前回の評価であるAから引き下げられました。評価「C」は平均的な品質を示し、業界平均並みの水準にあることを意味します。評価AまたはBの企業はより強固なファンダメンタルズを備えており、過去の傾向としても評価DやEの企業に比べて大幅な下落リスクが低いとされています。
同社は18.2%の利益率に代表される堅実な収益性を維持しており、負債の少なさが最大の強みとなるなどバランスシートも健全です。しかし、収益の質において同業他社比で見劣りする点が、総合評価がCにとどまる要因となっています。木曜日の終値時点で、株価は実績PER(株価収益率)で16.6倍となっています。
MLIについて分かっていることをすべて見る
評価の内訳、その根拠となる数字、チャート、ニュース。毎日更新しています。
グレードの仕組み
毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。
- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。