上昇銘柄の広がりを欠く資本財セクター、ローリンズの下げが重荷に
9月24日(木)の資本財セクターは、値上がり銘柄がわずか25.3%にとどまりました。業績見通し引き上げで反発したシンタス(Cintas)の上昇を、ローリンズ(Rollins)への売り圧力が打ち消す形となりました。
EasyAlpha Research · 2026年9月24日 · 9月24日 18:43 GMT-4Plus
XLI · Industrial Select Sector SPDR Fund
$168.86-0.7%
1カ月
-5.3%
100営業日
-1.2%
6カ月
+4.7%
12カ月
+10.9%
セッションの変動銘柄
CTASCintas Corporation
+3.0%PWRQuanta Services Inc
+1.3%ROLRollins Inc
-6.4%
9月24日(木)の資本財セクターは-0.7%で引けました。上昇銘柄がわずか25.3%にとどまるなど、セクター内での買いの広がりを欠く展開となりました。時価総額加重平均型の同セクター指数は、均等加重平均型の-1.0%を上回る推移を見せており、時価総額の大きい主力株が中小型銘柄の大きな下落をある程度吸収したことを示しています。同セクターに連動する上場投資信託(ETF)であるインダストリアル・セレクト・セクターSPDRファンド(ティッカー:XLI)は-0.7%で終了しました。当日の取引では、法人向けユニフォームや施設管理サービス関連銘柄の堅調な上昇が、商業サービスや機器関連銘柄への売り圧力によって相殺されました。
セクター内ではシンタス(Cintas Corporation)が+3.0%と上昇をけん引し、クアンタ・サービシズ(Quanta Services Inc)が+1.3%で続きました。シンタスの買い先行は四半期決算の発表を受けたもので、四半期売上高が30億1000万ドルに達した後に経営陣が通期の売上高および利益目標を引き上げました。これに呼応してアナリストの間でも、市場予想を上回る四半期決算と強気の見通しを理由に目標株価を230ドルに引き上げる動きが見られました。
一方で、セクター内で最も大きく下落したのは-6.4%を記録したローリンズ(Rollins Inc)でした。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、プライベート・エクイティとの競争や自動検索ツールによる顧客獲得の混乱を理由に目標株価を33ドルに引き下げたことが背景にあります。これは、同社幹部がカンファレンスにおいて検索パターンの変化によって見込み顧客数が減少したことを認めた発言に続く動きです。
この資本財セクターの反落は、主要11セクター中3セクターのみが上昇した市場全体の動きと合致しています。セクター内のその他の動きでは、ロックウェル・オートメーション(Rockwell Automation)がTekna Automazione e ControlloおよびPrometeon Tyre Groupと提携し、自動タイヤ検査システムの導入を発表しました。より長いスパンで見ると、XLIの騰落率は過去1か月で-5.3%、過去100営業日で-1.2%、過去6か月で+4.7%、過去12か月で+10.9%となっています。
EasyAlphaでは同セクターの構成銘柄を同業他社と比較して評価しており、現在、同ETFの組み入れ比率の39.2%がAまたはB評価の銘柄で占められています。
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