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ドル高と米利回り上昇のなか、貴金属は小動きで取引終了

金と銀の公式終値はほぼ横ばいとなり、暗号資産も底堅く推移しました。一方、債券利回りの上昇が貴金属市場の重荷となりました。

EasyAlpha Research · 2026年9月1日 · 9月2日 6:24 GMT-4Plus

9月1日(火)の通常取引は、主要コモディティや暗号資産全般で小幅な値動きにとどまって終了しました。貴金属の清算値は銀が+0.3%、金が-0.1%となり、市場全体で様々な思惑が交錯するなか、落ち着いた取引となりました。

その後、米債利回りの上昇とドル高が相場の重しとなり、貴金属全般に売り圧力が強まりました。金価格が200日移動平均線を下回ると下落が加速。為替や債券市場の変動に対応するトレーダーによるテクニカルな売りが、金・銀の先物双方へと広がりました。

この日の市場では、エネルギー相場の動向も資産全体の投資家心理に影響を与えました。中東での供給懸念の再燃を受けて原油価格が上昇し、ホルムズ海峡での通航障害への懸念やエネルギーコストの高止まりが再び意識されました。こうしたインフレ懸念を背景に、世界的な債券市場で国債価格の下落と利回りの上昇が進行。株式市場全般に下押し圧力がかかるなか、指標となる米長期金利も上昇しました。

金融当局者の最近の発言を受けて金融引き締め観測が高まったことも利回り上昇に拍車をかけました。債券利回りの上昇に伴い、ニューヨーク時間午前10時5分時点の指標動向では銀が-4.6%、金が-3.4%を記録しました。一方、暗号資産市場は比較的落ち着いた取引となり、ビットコインが+0.2%、イーサリアムが+0.2%と小幅高で底堅く推移しました。

市場の関心は今後、相場の方向感を探る上で一連の経済指標へと向かっています。製造業の活動状況や受注動向を見極める全米製造業景況指数の発表が控えるほか、経済カレンダーには求人件数、建設支出、地区連銀小売調査、製造業PMIの発表が予定されています。

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