クアルコム、スマホ市場の逆風強まりクオリティ評価が「E」に引き下げ
スマートフォンの需要低迷や顧客の内製化リスクを指摘した投資判断の引き下げを受けて金曜日の株価は下落し、EasyAlphaのクオリティ評価も「E」に引き下げられました。
EasyAlpha Research · 2026年9月21日 · 9月21日 6:46 GMT-4Plus
QCOM · Qualcomm Incorporated
$177.72-5.8%
最も弱い品質
当社の評価
52週レンジ
- 当社の見立て: EasyAlphaはS&P 500のテクノロジーセクター内でQCOMの評価をBからEに引き下げました。堅調な効率性を維持しているものの、成長の遅れが影を落としています。
- 当日の動き: スマホ需要や内製化リスクを理由としたアナリストの投資判断引き下げを受け、株価は5.8%下落し、177.72ドルで取引を終えました。
- 今後の注目点: 11月4日(水)に予定されている次回四半期決算発表。
9月18日(金)、クアルコム株は20日平均の4.6倍の出来高を伴って下落しました。スマートフォン市場の軟調さ、主要顧客によるチップの内製化、データセンター事業の実行リスクを理由とした格下げが売り材料となりました。また、米長期金利の上昇が相場全体の重荷となり、株式市場全体も軟調に推移しました。
今回の格下げは、主要顧客によるモデムの内製化シフトや供給制約が端末向けマージンを圧迫していることに関する事前の開示を受けたものです。また別の企業動向として、クアルコムは最近、モジュラー(Modular)の買収を約31億ドルで完了しました。
最新の評価において、EasyAlphaはS&P 500のテクノロジー企業におけるクアルコムのクオリティ評価をBからEに引き下げました。過去のデータでは、AまたはBの評価を受けた企業は、DやEの企業と比べてファンダメンタルズが強固で、大幅な下落リスクが低い傾向があります。
クアルコムの業績面で最大の重荷となっているのは売上高で、前年同期比の四半期売上高成長率は-4.0%にとどまっています。21.0%の利益率に示される通り事業の効率性は維持されているものの、需要の減速が市場の期待感を後退させています。株価は現在、52週高値の257.56ドルを31.0%下回る水準で推移しています。
ウォール街の見方は分かれています。アナリストの平均目標株価である194.13ドルは株価の上昇余地を示唆しているものの、同社を担当するアナリスト37名のうち、買いを推奨しているのは29.7%にとどまります。同社にとって次の大きな節目となるのは、11月4日(水)の決算発表です。
QCOMについて分かっていることをすべて見る
評価の内訳、その根拠となる数字、チャート、ニュース。毎日更新しています。
グレードの仕組み
毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。
- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。