米雇用統計でドル軟化、銀が主要指標の上昇を牽引
米国の採用ペース減速を受けて貴金属が上昇、主要通貨も対ドルで堅調な推移となりました。
EasyAlpha Research · 2026年10月2日 · 10月5日 6:39 GMT-4
10月2日(金)の主要なグローバル指標全体で最も明確な動きを見せたのは貴金属であり、銀(シルバー)が+1.0%と市場を牽引しました。
貴金属取引では金(ゴールド)も経済指標に反応し、同日は+0.4%の上昇となりました。
グローバルな資産クラス全体を動かした主な材料は、米国の月次雇用統計でした。米労働省の発表によると、9月の非農業部門雇用者数は2万9,000人増にとどまり、失業率は4.2%に達しました。この雇用ペースの減速により、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による短期的な追加利上げ観測が後退しました。発表直後のドル安と米債利回りの低下は貴金属相場を支えたものの、その後は債券利回りが落ち着きを取り戻しインフレ懸念が燻ったことから、午後半ばにかけて上げ幅を一部縮小しました。
雇用統計を受けて外国為替市場全体でドルが軟化し、主要通貨は対ドルで上昇しました。ポンドは対ドルで+0.3%、円は対ドルで+0.2%、ユーロは対ドルで+0.1%の上昇となりました。
暗号資産市場では、ビットコインが-0.4%、イーサリアムが-1.4%で取引を終えました。
金曜日の公式取引終了後も24時間取引の中で主要指標は推移を続けました。ニューヨーク時間午前10時40分時点で、銀は+1.3%、ユーロは対ドルで-0.4%となっています。
今後の注目材料
翌週の経済カレンダーには、主要中央銀行の議事要旨や重要指標の発表が予定されています。
- 10月5日(月):米供給管理協会(ISM)が9月のサービス業景況指数を発表。
- 10月7日(水):FRBが9月の金融政策会合(FOMC)の議事要旨を公表。
- 10月8日(木):欧州中央銀行(ECB)が9月の金融政策理事会議事要旨を公表。
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