円高が進むなか銀が急落、荒い値動きの展開に
インフレ指標の上振れを受けて貴金属に強い売りが出る一方、円は対ドルで1年ぶりの高値を付けた。
EasyAlpha Research · 2026年9月11日 · 9月14日 8:10 GMT-4Plus
主要指標のなかで最も異例の動きを見せたのは銀で、通常の一日の変動幅の数倍に達する大幅な値動きとなりました。9月11日(金)の取引では、銀が-5.7%、金が-1.8%で終了しました。市場の報道では、予想を上回るインフレ指標を受けて連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が強まったと伝えられています。この売り圧力の背景には、8月の消費者物価指数が0.4%上昇したことを示す米政府データの発表がありました。関連取引では、発表を前に利上げ観測が強まるなか、銀先物が1.2%安で取引を開始しました。また、今回のインフレ統計では、8月のコア消費者物価指数が0.3%上昇したことも示されました。
外国為替市場では、円が対ドルで1年ぶりの高値を記録しました。9月11日(金)の取引では円高・ドル安が進み、円は対ドルで+0.5%で引けました。この上昇は、卸売物価指数が7.6%上昇し、早期の利上げ観測が強まったことを受けたものです。物価統計では、日本の産業全般で生産者物価の上昇が高止まりしている実態が浮き彫りとなりました。他の主要通貨ペアでは、ユーロが対ドルで下落して-0.1%となった一方、ポンドは対ドルで小幅に上昇して+0.1%で取引を終えました。
暗号資産市場では、ビットコインが+0.9%、イーサリアムが+3.2%を記録しました。
ニューヨーク時間午後0時10分時点の時間外取引では、貴金属が一段と値を下げ、銀が-0.8%、金が-0.6%となっています。
市場参加者は来週、2つの重要な金融政策決定を控えています。FRBは9月15〜16日に政策会合を開催し、日本銀行は9月18日に金融政策決定会合を締めくくります。
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