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大半のファンドが上昇、韓国が世界市場を牽引

27日(火)の世界市場は米国株に追随して上昇しました。半導体株の大幅高が韓国市場を押し上げた一方、英国市場は銀行決算が重荷となりました。

EasyAlpha Research · 2026年10月27日 · 10月28日 6:24 GMT-4

10月27日(火)、追跡対象である8の海外市場のうち6市場が上昇して取引を終えました。世界全体としても米国株と歩調を合わせて上昇し、全世界ファンドは+0.7%で引け、米国ファンドは+0.6%となりました。世界各国の市場動向では+3.1%の韓国が上昇を主導した一方、-0.9%の英国が他国に後れをとる展開となりました。

これらの数値は米国の取引所に上場するETF(上場投資信託)をベースにしており、火曜日の取引終了時点でニューヨークの投資家から各市場がどう見えていたかを反映しています。米国が朝を迎える頃には、東京をはじめとするアジアの主要市場はすでに次の取引セッションに入っています。そのため、本稿の数字は海外で現在リアルタイムに取引されている価格ではなく、ニューヨークの取引デスクから見た世界市場の姿を捉えたものです。

この日の上昇を主導したのは韓国で、+3.1%と追跡対象の全市場の中で突出した伸びを見せました。口火を切ったのはハイテク株の強さで、米国の人工知能(AI)関連銘柄の上昇や半導体株への買いが投資家心理を押し上げました。ソウル市場ではAIに対する期待感の再燃、原油価格の下落、そして外国人投資家や機関投資家による買い越しが相場を支えました。さらに堅調なマクロ経済指標も追い風となり、韓国の第3四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比1.0%増(前年同期比では3.4%増)となりました。

一方、市場全体の流れに逆らって下落したのは最下位となった英国(-0.9%)でした。英市場が伸び悩んだ主因は銀行大手HSBCの株価下落で、同社が発表した第3四半期の売上高(186億ドル)がアナリスト予想を下回ったことが嫌気されました。また、秋季予算案の発表を控えて投資家が様子見姿勢をとったことも、相場の重荷となりました。

その他の追跡対象ファンドでは、プラス圏での推移が目立ちました。英国を除く先進国市場は堅調で、ユーロ圏(+1.0%)と日本(+1.0%)が揃って上昇したほか、ドイツ(+0.7%)も支えとなりました。新興国市場もこの上昇基調に加わり、新興国全体が+1.1%、インドが+0.3%を記録しました。英国以外でマイナス圏となったのは中国(-0.1%)のみで、ほぼ横ばいで取引を終えました。

今後の取引に向けては、予定されている企業決算や政策イベントが火曜日の値動きの持続性を試すことになりそうです。ロンドンでは、財務相が税制措置や財政目標を発表する水曜日の秋季予算案が最大の焦点となります。韓国では引き続き決算発表がハイテク株の動向を左右し、SKハイニックスがソウル時間水曜朝に第3四半期決算の電話会議を予定しています。また、同日にはLGエレクトロニクスの決算発表も控えています。

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