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世界的な株安のなか、韓国市場のみが逆行高

9月9日(水)、追跡対象の8市場のうち上昇したのは1市場にとどまりました。原油価格の高騰が欧州市場の重荷となるなか、世界株は米株安に連動して下落しました。

EasyAlpha Research · 2026年9月9日 · 9月10日 7:52 GMT-4Plus

9月9日(水)、世界的な株式市場は米国株安に連動して軟調に推移しました。追跡対象の8市場のうち、上昇して取引を終えたのはわずか1市場でした。全世界株ファンドは-0.6%となり、米国の-0.5%の動きと同じ方向へ推移しました。上昇率トップは韓国(+0.5%)で、ドイツ(-1.2%)が最下位となりました。

これらのデータは米国上場ETFに基づいているため、日本市場の数値はニューヨーク市場の引け時点で米国の投資家から見たパフォーマンスを反映しています。

この日の取引で最も通常と異なる動きを見せたのは英国で、変動幅は通常の約2倍に達しました。中東での石油タンカー攻撃を受けてブレント原油が1バレル100ドルを突破したことから、欧州株は広範囲で下落しました。エネルギー価格の急騰は、中央銀行による金融引き締めの強化を警戒するなかでインフレ懸念を再燃させ、国債利回りを押し上げました。この圧力が地域全体に広がり、ドイツ(-1.2%)、ユーロ圏(-1.1%)、英国(-1.1%)はいずれも大幅安となりました。

世界的な下落トレンドのなか、韓国(+0.5%)が唯一逆行高を記録しました。人工知能(AI)への期待やフィラデルフィア半導体株指数の上昇が半導体・電池メーカーの追い風となったことから、韓国株はハイテク株を中心に買いが集まりました。このハイテク株の堅調さが支えとなり、世界的な株安に抗してファンドが上昇しました。

その他の地域でも、日本(-1.0%)、中国(-1.1%)、インド(-0.9%)、新興国市場(-0.5%)がいずれも下落して終えました。

今後の主な経済イベントとして、欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定会合とそれに続く記者会見、ユーロ圏マクロ経済見通しの改定が予定されています。ドイツでは8月の消費者物価指数(CPI)確報値とEU基準消費者物価指数(HICP)データが公表されます。また米国では、卸売インフレの動向を示す8月の生産者物価指数(PPI)の発表が控えています。

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