米金利の上昇圧力が和らぎ、株価は最高値圏で堅調に推移
米長期金利の低下とハイテク株の底堅さが序盤のインフレ懸念を相殺し、S&P 500は最高値圏を維持した。
EasyAlpha Research · 2026年10月1日 · 10月1日 18:44 GMT-4Plus
この日の市場をひと目で
セッションの変動銘柄
GOOGAlphabet Inc Class C
-1.7%NVDANVIDIA Corporation
+1.1%CTVACorteva Inc
-83.8%
10月1日(木)、主要1,000銘柄の60%が上昇し、市場全体は最高値から-1.8%の位置にある。売買高は通常比106%と平常水準並みにとどまり、全11セクター中5セクターが上昇した。相場の基調を崩すことなく、落ち着いた保ち合いの展開となった。S&P 500は+0.2%で引け、SPYの終値は$764.04となった。ナスダック100は+0.3%、ダウ平均は0.0%で取引を終えた。中小型株も小幅高となり、ラッセル2000は+0.4%で終了した。
この日の相場は債券市場の動きに左右された。製造業データで投入価格のインフレ加速が示されたことを受け、原油価格の上昇とともに長期金利の指標利回りが上昇し、取引序盤の主要株価指数は下押し圧力を受けた。しかし、米債利回りが高値から低下したことで買い戻しが入り、午後にかけて市場は落ち着きを取り戻した。
セクター別ではエネルギーが相場を牽引し、+2.0%で引けた。一方、素材セクターは-4.4%と軟調だった。市場を動かす主力銘柄では、ハードウェアやAI需要がハイテク株の支えとなったことでエヌビディア(NVIDIA)が+1.1%で引け、相場の下支えとなった。対照的に、アルファベット(Alphabet クラスC)は特段の材料が見当たらないなか-1.7%となり、時価総額加重指数の上値を抑えた。また企業の開示情報では、メタ・プラットフォームズが開示書類で内部関係者の持株比率の変動を公表した。
指数の表面的な動きの裏でも、リスク指標は目立ったストレスを示していない。Cboeボラティリティ指数(VIX)は16.3で引け、短期的な相場変動への警戒感が乏しいことを示唆している。債券市場では、ハイイールド債スプレッドが3.12%で終了し、企業向け信用市場が秩序を保っていることを示している。
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