ハイテク企業の好決算と幅広いセクターの上昇を受け、米株市場は最高値圏に迫る
ハードウェア関連の力強い業績がハイテク株を押し上げ、全11セクター中10セクターが上昇。S&P 500は最高値圏を射程に捉えています。
EasyAlpha Research · 2026年9月2日 · 9月2日 19:56 GMT-4Plus
この日の市場をひと目で
セッションの変動銘柄
NVDANVIDIA Corporation
+3.2%DELLDell Technologies Inc
+15.8%METAMeta Platforms Inc.
+2.5%
9月2日(水)の米株式市場は幅広い銘柄に買いが入り、全11セクター中10セクターが上昇、構成銘柄の60%が値上がりして取引を終えました。出来高は通常の日の79%と控えめにとどまり、S&P 500は最高値から-1.6%の水準で引けました。急激な変動というよりもこれまでの堅調な地合いを再確認するような落ち着いた取引となり、主要指数が史上最高値圏を維持するなか、買いの手は景気敏感株全般へと広がりました。
主要指数は全面高となりました。S&P 500が+0.4%、ダウ平均が+0.5%、ナスダック100が+0.2%それぞれ上昇し、中小型株も+1.2%値上がりしました。米長期金利の落ち着きとエネルギー価格の安定が市場全体の重荷を和らげ、株価の着実な下支えとなりました。
この日、市場を最も力強く牽引したのはテクノロジーおよびハードウェア関連企業でした。デル・テクノロジーズ(+15.8%)は、四半期売上高が過去最高となり通期見通しを引き上げたことを受けて急騰しました。AIサーバーへの強い需要、過去最高の受注、そして950億ドルにのぼる受注残高が買いを後押ししました。半導体大手のエヌビディア(+3.2%)は、AIプラットフォーム企業ハギング・フェイス(Hugging Face)を約140億ドルで買収する交渉が最終段階に入ったとの報道を受けて上昇し、メタ・プラットフォームズ(+2.5%)など他の大型ハイテク株も相場を押し上げました。
上昇の勢いはテクノロジー分野にとどまりませんでした。セクター別では素材が+1.8%上昇してトップとなり、不動産が-0.8%の下落と唯一マイナスとなりました。SPYは$765.20で取引を終え、長期移動平均線を大きく上回る水準を維持しています。
市場の基調もこの落ち着いた地合いを反映しています。VIX指数は16.3で引け、ハイイールド債のスプレッドは2.65%で推移しました。価格の変動は限定的で、株式市場は目立った混乱もなくこの日の上昇を順調に織り込みました。
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