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マーケット · デイリー総括

薄商いのなかハイテク株が上昇を牽引、主要指数は最高値圏に迫る

水曜日の米株式市場では、半導体やハードウェア関連銘柄の上昇を背景にS&P 500が最高値近辺を維持したものの、商いが低調で値上がり銘柄も限られたため、上値は抑えられた。

EasyAlpha Research · 2026年10月21日 · 10月21日 19:52 GMT-4

この日の市場をひと目で

セッションの変動銘柄

  • NVDANVIDIA Corporation

    +2.5%
  • GOOGAlphabet Inc Class C

    -1.6%
  • AAPLApple Inc.

    +1.3%

水曜日の取引は静かな上昇となり、市場の基調を崩すことなく主要指数を過去最高値圏にとどめた。市場全体では上位1000銘柄の57%が上昇し、全11セクター中7セクターが値上がりした結果、S&P 500は最高値から-0.8%の水準に位置している。取引活動は低調で、指数連動銘柄の出来高は通常水準の76%にとどまった。この日の相場は明確な方向感の転換を示すというより、これまでの基調を追認するものとなった。上昇を主導したのは大型ハイテク株であり、スペースXの好調な四半期決算やスーパー・マイクロ・コンピューターの売上高見通し引き上げを受けて、コンピューティング・インフラ市場の成長サイクルに対する信頼感が改めて高まった。

こうした決算内容はハードウェア・サプライチェーン全体のセンチメントを改善させ、人工知能(AI)分野の需要や収益性に対する投資家の安心感につながった。また、キャピタル・ワンなどの決算が投資家心理を支えたことも相場全般の下支えとなった。その他では、ネットフリックスが成長見通しの鈍化を受けて下落した。

セクター別では情報技術が上昇を主導し、同セクターは+1.6%で引けた。この動きを支えたのは+2.5%となったエヌビディアや、+1.3%となったアップルだった。対照的に最も出遅れたのは通信サービスセクターで、-1.2%で終了した。アルファベット(クラスC)が-1.6%となったことが主因だが、報道等で目立った下落要因は確認されていない。

買いがメガキャップ・ハイテク株に集中したため、ハイテク株比率の高いナスダック100指数が主要株価指数を牽引し、+1.1%で取引を終えた。S&P 500は+0.5%で引け、SPYは$773.17で終了した。優良株も買われてダウ工業株30種平均は+0.6%となった一方、中小型株の取引は落ち着いており、ラッセル2000は+0.3%にとどまった。

過去3カ月間でS&P 500は+4.7%の上昇を記録している。水曜日の市場は、相場を牽引する銘柄が限られ参加者も少なかったものの、企業決算を消化しながら最近の上昇基調を維持した。

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