テキサス・インスツルメンツ上昇、半導体セクター高と増配が追い風
半導体関連株全般の上昇を背景に株価は2.7%上昇。23年連続となった増配は、同社が「B」評価を獲得する強固な収益力を裏付けています。
EasyAlpha Research · 2026年9月28日 · 9月28日 6:50 GMT-4Plus
TXN · Texas Instruments Incorporated
$278.07+2.7%
良い品質
当社の評価
52週レンジ
- ポイント: EasyAlphaはテキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Incorporated)にBの評価を付与。収益性はテクノロジーセクターの大半を上回る一方、バリュエーションが主な注視点となっています。
- 当日の動き: 9月25日(金)の株価は半導体株全般の上昇に支えられ、2.7%上昇して278.07ドルで取引を終えました。
- 注目の材料: 10月20日(火)に予定されている四半期決算発表。
9月25日(金)の株価は+2.7%で引け、テクノロジーおよび半導体関連株の幅広い上昇に連れ高となりました。株式市場全体も、人工知能(AI)ハードウェアに対する期待の再燃が下支え要因となりました。この日の動きにより、過去1週間のパフォーマンスは+4.3%となりました。
個別材料も好地合いを後押しし、テキサス・インスツルメンツは四半期配当の7%増配を発表、連続増配年数を23年に伸ばしました。この決定は、株主還元を継続的に支えるキャッシュ創出力の高さを浮き彫りにしています。
EasyAlphaによる「B」評価は、S&P 500の同業他社の大半を上回る良好なクオリティを反映しています。AまたはB評価の企業はファンダメンタルズが強固であり、過去の傾向としてもDまたはE評価の企業に比べて大幅な下落リスクが低い特徴があります。その強固な基盤は財務面にも表れており、前年比+22.8%の売上高成長率、31.1%の純利益率、35.2%の自己資本利益率(ROE)などに裏付けられています。
同社に関する最大の課題はバリュエーションです。年初来で株価が+60.3%となる中、TXNの実績株価収益率(PER)は42.2倍、予想PERは27.6倍で取引されています。ウォール街のアナリストは前向きな見方を維持しており、カバーするアナリスト36名のうち55.6%が「買い」推奨を付与し、目標株価の平均は324.71ドルとなっています。ただし、現在のバリュエーション水準を維持するには、投資家の期待に応える着実な業績執行が不可欠です。
取引は落ち着いた動きを見せ、出来高は20日平均の0.6倍にとどまりました。最終市場の需要がどこまで持ちこたえているかを見極める次の重要な節目は、10月20日(火)の四半期決算発表となります。
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グレードの仕組み
毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。
- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。