トムソン・ロイターが5.4%下落、クオリティ評価は「B」を維持
金曜日はマクロ要因の売りやセキュリティ関連の報道を受けて株価が大きく下落したものの、同社の財務状況はクオリティ評価「B」の水準を維持しています。
EasyAlpha Research · 2026年9月8日 · 9月8日 6:40 GMT-4Plus
TRI · Thomson Reuters Corporation Common Shares
$105.68-5.4%
良い品質
当社の評価
52週レンジ
- 評価のポイント: EasyAlphaはTRIを「B」と評価しています。米主要1,000社の中において資本財セクターの競合の大半を上回るスコアを獲得しており、特に負債状況が強みとなっている一方、モメンタムが主な注視点となっています。
- 当日の動き: 9月4日(金)、市場全体の売りや個別ニュースへの警戒感から株価は5.4%下落し、105.68ドルで取引を終えました。
- 今後の注目点: 52週高値の169.32ドルから37.6%下落した後の株価推移が注目されます。
9月4日(金)、トムソン・ロイター(TRI)の普通株は5.4%下落し、105.68ドルで引けました。この下落幅は同銘柄にとって過去1年間の大半の日中変動を上回る目立った動きとなりました。予想を上回る米雇用統計データを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が高金利を維持するとの見方が強まり、市場全体の地合いが悪化しました。さらに、同社が不正アクセスによるファイル閲覧を伴うサイバーセキュリティ事象を検知したとの報道も売り圧力となりました。出来高は20日移動平均の0.8倍を記録しました。
EasyAlphaはTRIのクオリティを「B」と評価しており、米主要1,000社の資本財セクター内で「良好」な水準に位置付けています。当社のカバレッジにおける過去の検証では、評価が「A」または「B」の企業は、下位評価の競合他社と比較して強固なファンダメンタルズを示し、大幅な下落リスクが低い傾向にあります。トムソン・ロイターの前年同期比の四半期売上高成長率は+9.5%、利益率は21.2%となっています。最も高いスコアを獲得している項目は負債状況です。
年初来の株価騰落率は-19.9%となっており、52週高値の169.32ドルから37.6%下回る水準にあります。EasyAlphaでは、こうした長期化する株価の軟調さを反映し、モメンタムを主な注視項目としています。現在の株価水準での過去実績PER(株価収益率)は27.9倍です。ウォール街のアナリストはおおむね強気の姿勢を維持しており、アナリストの72.2%が「買い」と評価し、目標株価の平均は金曜日の終値を15.7%上回る122.29ドルに設定されています。
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グレードの仕組み
毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。
- A非常に優れた品質
- B良い品質
- C平均的な品質
- D平均以下
- E最も弱い品質
評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。