米公益事業セクターが下落、全面安の展開と債券利回り急上昇が重荷に
24日(木)の公益事業セクターは、値下がり銘柄が広がり、債券利回りの急上昇がディフェンシブ株全般の重石となって下落しました。
EasyAlpha Research · 2026年9月24日 · 9月24日 18:43 GMT-4Plus
XLU · Utilities Select Sector SPDR Fund
$39.38-0.9%
1カ月
-9.1%
100営業日
-15.1%
6カ月
-13.1%
12カ月
-54.3%
セッションの変動銘柄
AESThe AES Corporation
+0.3%EDConsolidated Edison Inc
+0.1%NRGNRG Energy Inc.
-2.9%
9月24日(木)の公益事業セクターは-1.0%で取引を終えました。値上がり銘柄数がわずか10.3%にとどまるなど、セクター内での買いの広がりを欠いたことが重荷となりました。同セクターに連動するETF(上場投資信託)である公益事業セレクト・セクターSPDRファンド(XLU)において、AまたはBの評価を受ける企業はポートフォリオの27.6%を占めています。下落圧力はセクター全体に及び、NRGエナジー(NRG Energy Inc.)が-2.9%と下落を主導した一方、最大の上昇率を記録したAES(The AES Corporation)でもわずか+0.3%にとどまりました。今回下落した背景には、米10年物国債利回りが5.22%に達するなど指標利回りが急上昇したことがあります。また、中東情勢の不透明感を背景に原油価格が上昇し、追加利上げ観測が高まったことも株式市場全体への売り圧力を強めました。
木曜日は各年限で債券利回りが上昇するなか、金利敏感株や原油価格に左右されやすい銘柄群を中心に売りが先行しました。セクターの時価総額加重平均リターン-1.0%は、均等加重リターン-0.9%とほぼ一致しており、大型株から小型株まで幅広く均等に下落したことが示されています。市場全体では、全11セクター中3セクターが上昇しました。
同セクターの代表的なETFであるXLUは、-0.9%の$39.38で引けました。同ファンドの純資産総額は$21.8 billion、経費率は0.08%で、セクター全体へのインデックス連動投資を可能にしています。組み入れ銘柄の中で上昇したのはごく一部にとどまり、目立った上昇を示したのはAESのほか、+0.1%となったコンソリデーテッド・エジソン(Consolidated Edison Inc)程度でした。
木曜日の下落により、複数の期間にわたる同セクターの長期的な低迷傾向が一段と強まりました。過去1か月間でXLUは-9.1%推移し、過去100営業日のパフォーマンスは-15.1%となっています。また、過去6か月間のリターンは-13.1%、過去12か月間の騰落率は-54.3%となっています。
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