利回り上昇が相場の広がりを抑え、公益事業ETFは-0.3%で終了
公益事業セレクト・セクターSPDRファンドが-0.3%となるなか、上昇したのは構成銘柄中わずか16.1%銘柄にとどまり、ファンド内で最高評価層が占める比率も23.1%に過ぎない。
EasyAlpha Research · 2026年9月22日 · 9月22日 18:44 GMT-4Plus
XLU · Utilities Select Sector SPDR Fund
$40.52-0.3%
1カ月
-5.3%
100営業日
-13.5%
6カ月
-10.1%
12カ月
-52.4%
セッションの変動銘柄
CEGConstellation Energy Corp
+0.5%XELXcel Energy Inc
+0.3%NINiSource Inc
-1.6%
9月22日(火)の公益事業セクターは、上昇した構成銘柄がわずか16.1%銘柄にとどまり、極めて限定的な物色にとどまりました。上場投資信託(ETF)である公益事業セレクト・セクターSPDRファンド(XLU)はこの日の取引を-0.3%で終えましたが、評価対象ウェイトのうちAまたはBの最高品質ランクに位置する銘柄はわずか23.1%となっています。コンステレーション・エナジー(Constellation Energy Corp)が+0.5%を確保したものの、米国債利回りが数年来の高水準で推移するなか、幅広い銘柄に売りが先行しセクター全体を押し下げました。
市場全体を見ると、地政学的懸念の後退により原油価格が1バレル=100ドルを割り込んだ一方、人工知能(AI)関連銘柄が主要指数の上昇を牽引しました。株式市場全体では11セクター中5セクターが上昇し、上昇銘柄が一部の特定分野に限られる二極化した相場展開が浮き彫りとなりました。
セクター内部では、時価総額加重平均での騰落率が-0.3%となり、均等加重平均の騰落率-0.3%と一致しました。この一致は、特定の大型株による影響というよりも、軟調さがセクター全体にまんべんなく広がっていたことを示しています。個別企業ベースでは、ナイソース(NiSource Inc)が同業の中で最大の下落率となる-1.6%で終了しました。対照的に、エクセル・エナジー(Xcel Energy Inc)は数少ない上昇銘柄の一つとなり、+0.3%で引けました。最上位と最下位の銘柄間の値幅が狭かったことは、構成銘柄全体に均等に売り圧力がかかっていたことを物語っています。
火曜日の値動きにより、同セクターの長期的な下落傾向が一段と長引く格好となりました。$40.52で引けたXLUは、過去1カ月で-5.3%、過去6カ月で-10.1%、過去100営業日では-13.5%の動きを記録しています。また、過去12カ月間では-52.4%となっています。この長期にわたる下落は、今回の市場参加の限定的な動きが単発の調整ではなく、公益事業セクター全般に及ぶ継続的な圧力を反映したものであることを示しています。
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