金利上昇圧力と値上がり銘柄数の伸び悩みがXLUの重荷、公益セクターが出遅れ
月曜日の米株式市場で公益事業セクターは市場全体に対して出遅れました。値上がり銘柄数の偏りや米長期国債利回りの高止まりがディフェンシブ株の重荷となりました。
EasyAlpha Research · 2026年9月21日 · 9月21日 18:44 GMT-4Plus
XLU · Utilities Select Sector SPDR Fund
$40.65-1.1%
1カ月
-7.1%
100営業日
-11.0%
6カ月
-9.2%
12カ月
-52.1%
セッションの変動銘柄
CEGConstellation Energy Corp
+2.9%WECWEC Energy Group Inc
+0.3%PCGPG&E Corp
-2.0%
9月21日(月)、公益事業セクターは上昇した企業がわずか12.9%銘柄にとどまり、広範な売り圧力に直面しました。同セクターのETFである公益事業セレクト・セクターSPDRファンド(XLU)は-1.1%の$40.65で取引を終え、時価総額加重平均のセクター全体は-0.4%となりました。大型の主力銘柄がファンド全体の下落幅を抑える下支えとなったものの、米長期国債利回りが数年ぶりの高水準圏で推移するなか、ディフェンシブ株全般が苦戦を強いられました。
当日の値動きは、主力大型株とそれ以外の銘柄の間で明確な二極化を示しました。時価総額加重平均のセクター騰落率-0.4%は均等加重平均のリターン-0.6%よりも小幅な下落にとどまり、大型構成銘柄が一定の防波堤となったことを示しています。上昇を牽引した主な銘柄には、+2.9%で引けたコンステレーション・エナジーや、+0.3%のWECエナジー・グループなどがありました。それでもなお、PG&Eが-2.0%に沈むなど、中小型銘柄の広範な軟調さが地合いを決定づけました。半導体や人工知能(AI)などの成長分野に資金がシフトし、全11セクター中7セクターが上昇する相場環境にあって、公益株の下落は際立っていました。
ファンド内のポートフォリオのクオリティも、こうした脆弱性の要因の一端を説明しています。EasyAlphaでは、同業他社との比較に基づいて各銘柄を評価しています。XLUにおいて、クオリティ評価が「A」または「B」の企業に配分されている比率は、評価対象資産のわずか22.2%にとどまります。AまたはB評価の企業は強固なファンダメンタルズを備えており、過去の実績から見ても、DやE評価の企業に比べて大幅な下落リスクが低い傾向にあります。純資産総額$21.8 billion、経費率0.08%のXLUを通じて当セクターに投資している投資家にとって、組み入れ比率の大半は平均的または低評価の銘柄に集中しているのが現状です。
今回の取引は、当ファンドの長期的なアンダーパフォーム傾向をさらに強めるものとなりました。過去1カ月間のXLUは-7.1%となっており、過去6カ月では-9.2%、直近数カ月間の騰落率は-11.0%を記録しています。過去12カ月間では-52.1%となっています。
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