リサーチ一覧
マーケット · 世界のマーケット

世界株ファンドは米国市場に歩調、インド主導の一方で韓国は出遅れ

15日(木)は観測対象8市場のうち5市場が上昇。国ごとのパフォーマンスに大きな格差が生じるなかでも、米国市場の上昇基調に歩調を合わせた。

EasyAlpha Research · 2026年10月15日 · 10月16日 6:13 GMT-4

10月15日(木)の取引では、観測対象である8市場のうち5市場が上昇して引けた。この日特に異例の動きを見せたのは英国で、平時の変動幅の数倍に達する値動きとなった。両極端の動きとしては、インド(+1.9%)がトップに立って相場を牽引した一方、韓国(-2.3%)が最も大きく出遅れた。より広範な国際分散投資を追う投資家にとって指標となる世界株ファンドは+0.3%で引け、米国市場の+0.3%と歩調を合わせた。

この日最も目立った動きを見せたのは英国市場で、英国(+1.8%)は通常の日中の変動パターンを大きく外れる推移となった。ロンドンの大型株は、財政政策への安心感や予想を上回る8月の国内総生産(GDP)統計、ヘルスケアや生活必需品を中心としたディフェンシブ銘柄への買いが支えとなり、底堅く推移した。ディフェンシブセクターへのローテーションと財政面への懸念後退は、取引時間を通じて英国株の下支えとなった。欧州大陸の主要ファンドもこの好地合いを共有し、ドイツ(+1.5%)やユーロ圏(+1.1%)も上昇した。

上昇率トップとなったのはインド(+1.9%)で、この日の相場を牽引した。インド株式市場では、四半期企業決算への期待感から大手金融機関やIT企業、主要複合企業(コングロマリット)が買われたことが追い風となった。対照的に、韓国(-2.3%)は最下位に沈んだが、主要情報源からはこの日の下落要因となる明確な手掛かり材料は報告されていない。その他アジアでは、中国(+0.5%)が小幅に上昇した一方、日本(-0.4%)や新興国市場(-0.7%)は下落して引けた。

これらの市場を注視する投資家にとって、直近のスケジュールにはいくつかの重要イベントが控えている。インドでは、主要ソフトウェア企業による四半期決算発表が予定されているほか、月内後半に向けた新規株式公開(IPO)の準備動向が注目されている。韓国では、公的カレンダーに輸出入物価指数(速報値)の発表が予定されており、韓国銀行による次回の金融政策決定会合は10月下旬に予定されている。

今日の市場を詳しく見る

指数、値動き、セクターヒートマップ、そしてこの日の位置づけ。

市場を開く

グレードの仕組み

毎日、各企業を同じセクターの他社と比較して評価しています。財務、株価の動き、市場のシグナルを見て、結果をシンプルな一文字で表します。

  • A非常に優れた品質
  • B良い品質
  • C平均的な品質
  • D平均以下
  • E最も弱い品質
評価の仕組み →

評価は過去のデータをもとに、同じセクターの他社と比べた質を示すものです。予測でも目標株価でも助言でもありません。A評価の企業でも下落することがあります。