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米株安に連れて世界市場が下落、韓国株の軟調が目立つ

水曜日の世界株式市場は米国株とともに下落しました。アジアのハイテク株が調整を主導した一方、英国の輸出関連株は堅調を維持しました。

EasyAlpha Research · 2026年10月14日 · 10月15日 6:11 GMT-4

10月14日(水)、各国の株式ファンドは一斉に下落し、なかでも新興国市場ファンドの下落幅は通常と比べて際立って大きなものとなりました。観測対象の国別ファンドのうち、この日プラス圏で引けたのは8市場中わずか1市場にとどまりました。全世界株ファンドは-1.2%で引け、S&P 500ファンドが-1.1%となった米国株ポートフォリオと同じ方向に動きました。最も堅調だったのは英国(+0.2%)で、最下位は韓国(-4.0%)でした。

これらの数値は、各国の現地市場の引け値ではなく、ニューヨーク市場の取引終了時点における米国上場ETF(上場投資信託)の価格を反映しています。投資家がデータを読み解く上で、この違いを理解しておくことは大切です。例えば「日本 -1.5%」という表示は、ニューヨーク市場が取引を終えた時点で米国の投資家から日本株がどう見えていたかを示しています。欧州やアジアのファンドは米国時間中にも取引され、米国の市場心理をリアルタイムで織り込むため、ユーロ圏(-0.8%)や中国(-1.3%)などのファンドは、午後の取引を通じて米国株と歩調を合わせることが少なくありません。

韓国(-4.0%)の大幅な下げは、半導体業界全般の強い売りに押された結果です。人工知能(AI)ブームの持続性を疑問視する声や、中国メーカーとの競争激化、高水準の借入コストを背景に、韓国の半導体関連株は急落しました。市場参加者がAIインフラへの設備投資に慎重な姿勢を強める中、韓国株は6営業日連続で下落しました。さらに、インフレの高止まりを示す消費者物価指数の発表を受けて金利が高水準で推移するとの警戒感が世界的に広がり、資本集約的なハイテク株全般の売りを誘発しました。これが新興国市場(-2.1%)の軟調な結果に直結しました。

その一方で英国(+0.2%)は際立った底堅さを見せました。ポンド安がヘルスケアや生活必需品など輸出比率の高いセクターの下支えとなったためです。さらに、近く発表される政府予算案が借入拡大よりも歳出抑制に主眼を置くとの見通しや、急激な利上げ観測を英中銀幹部が公に否定したこともあり、英国市場の投資家心理が支えられました。

米国では、生産者物価指数(PPI)や小売売上高の速報値の発表が控えており、卸売段階でのインフレ圧力や消費者の支出動向を把握する新たな手掛かりとなる見通しです。

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