米国株高を受け世界市場は上昇、韓国が牽引する一方、中国は下落
10月21日(水)は追跡対象の8市場のうち5市場が上昇しました。韓国で半導体株が反発して相場を牽引した一方、中国は1年ぶりの安値まで沈みました。
EasyAlpha Research · 2026年10月21日 · 10月22日 6:15 GMT-4
10月21日(水)の世界市場では、追跡対象の8地域のうち5地域が上昇しました。全世界株式ファンドは+0.5%で取引を終え、S&P 500ファンドが+0.5%となった米国株の動きに追随しました。しかし、全体として穏やかに見える相場の水面下では、地域ごとのパフォーマンスに大きな開きが生じました。市場を牽引したのは韓国(+1.9%)だった一方、最も下落したのは中国(-1.8%)でした。この日最も際立った動きを見せたのも中国で、通常の1日の約2倍となる変動幅を記録しました。
相場全体の中で最も強い下押し圧力を受けたのは中国株で、この下落により中国ファンドは1年ぶりの安値という節目に達しました。CATLの株価は第3四半期の利益成長の鈍化を受けて10%急落し、消費需要の低迷や政府の景気刺激策への期待後退といった市場全体の懸念をさらに深めました。
その対極として反発を見せたのが韓国株で、外国人機関投資家が大型半導体株の買い戻しに入ったことが追い風となりました。米ハイテク企業の好決算を受けて人工知能(AI)向けハードウェア需要への期待が再燃したことを背景に、半導体大手のサムスン電子とSKハイニックスが上昇。この相場上昇が韓国ファンドを世界市場のトップへと押し上げました。
その他の市場では、ドイツ(+0.7%)、ユーロ圏(+0.7%)、日本(+0.3%)、新興国市場(+0.4%)が上昇して引けた一方、インド(-1.1%)と英国(-0.1%)は下落して取引を終えました。これらの動きについて、明確な要因を伝える報道は確認されていません。
今後の取引に向けては、予定されている経済イベントが上昇市場と下落市場の双方にとって試金石となります。韓国では木曜日、韓国銀行が金融政策決定会合を開催し、政策金利の発表、経済見通しの改定、総裁記者会見が予定されています。一方の中国では、公式日程上、木曜日に主要な政府経済指標の発表は予定されていません。
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