為替介入への警戒感で円高進行、金と銀は軟調
為替変動へのけん制発言を受けて円が買われた一方、米長期金利の高止まりや利上げ長期化観測を背景に貴金属は下落した。
EasyAlpha Research · 2026年9月25日 · 9月28日 6:46 GMT-4Plus
9月25日(金)の取引では日本円が際立った値動きを見せ、通常を大きく上回る変動幅となった。
コモディティ市場では、金曜日の取引を通じて貴金属が売り圧力にさらされた。米長期金利の上昇やドル高、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化観測が金相場の重荷となり、通常取引の終値は金が-0.5%となった。金に連れ安する形で、銀も-0.8%で引けた。
外国為替市場では、日本の通貨当局が円安阻止に向けた姿勢を強めた。当局関係者が市場関係者を対象に為替レートチェックを実施したことを受け、円は対ドルで+1.0%で取引を終えた。日本政府は為替変動を巡り米国と協調する姿勢も示唆しており、市場では実弾介入への警戒感が高まっている。欧州市場では主要通貨ペアは小動きにとどまり、ユーロは対ドルで+0.1%となった。
金曜日の米市場引け後も海外市場で取引が続き、ニューヨーク時間午前10時45分時点の時間外取引では、銀が-3.6%、金が-2.6%となった。
暗号資産市場では、金曜日の取引でビットコインが-0.3%、イーサリアムが+0.2%となった。
今後の予定としては、来週に複数の主要経済指標の発表が控えている。火曜日には米求人件数が発表される。水曜日にはGDP改定値および個人消費支出(PCE)物価指数が公表される予定だ。週後半には、木曜日に製造業景況指数、金曜日には9月の米雇用統計が発表される。さらに翌週には直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表が控えている。
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